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ユーロビジョン:変わりゆくヨーロッパで日系企業が信頼を構築するには
『ユーロビジョン:変わりゆくヨーロッパで日系企業が信頼を構築するには』(2019年刊)では、ヨーロッパの日系企業が過去15年間にどのような困難に遭遇してきたのか、ポピュリズムの高まりを受けて「まとまり」を失いつつあるかのように見えるヨーロッパにおいて今後何が待ち受けているのかを考察します。
また、ヨーロッパの日系企業(とそのパートナー)が人材確保と人事管理、マーケティング、企業買収、ガバナンスなどに対してどのようなアプローチを取るべきか、信頼されるブランドを構築するには何をすべきかについてのアドバイスも提供します。
パニラ・ラドリンが過去30年以上にわたり数百社に上る日系企業とかかわってきた経験に基づき、これらの点についての洞察を共有します。「日系ウィークリー」と帝国データバンクの「帝国ニュース」をはじめとする刊行物への寄稿記事を編集し直した本書で、日本とヨーロッパのビジネス文化の間に信頼を構築するための実践的なステップをご紹介します。
Omoiyari:6 Steps to Getting it Right with Japanese Customers
2012年(Amazon.co.jpへのリンク、Amazonの各国サイトで取扱中)
顧客やクライアント、あるいはパートナーとして日本企業と取引している、または取引を希望している人のための必須ガイド本です。読みやすく簡潔な33章を6つのステップに分けて、第一印象、交渉、コミュニケーション、プロセス、そして日本人のカスタマーサービスに対する期待など、あらゆるトピックをカバーしています。
著者はイギリスと日本で12年間にわたって大手日本企業2社に勤めた経験があり、過去10年間は日本市場を対象としたコンサルティング会社を経営しています。
「思いやり」、すなわちお客様の立場に立って行動する能力を理解することができれば、日本のクライアントは生涯関係を続けることのできるお客様となってくれることでしょう。
The Lowdown:Business Etiquette – Japan
出版社:Creative Content、2010年(Amazon.co.jpへのリンク)
日本で仕事をする際、または仕事上のつきあいをする際に役立つハウツー情報を、分かりやすく実用的にまとめた「ガイドブック」です。日本人や日本企業との取引については不可解で複雑な側面に関心が寄せられることもありますが、実際には神秘的なことなどまったくありません。失礼に当たらないよう避けるべきことを避け、物事が円滑に進むよう一定のルールに従いさえすればよいのです。『The Lowdown:Business Etiquette – Japan』では、日本への出張を成功させるための実践的な情報を紹介するとともに、仕事と交際の場面でどのようにふるまうべきか、またふるまわないべきかを分かりやすく紐解きます。日本で過ごす時間、また日本人の取引先と過ごす時間を最大限に有効活用して、会社にとって有用な人材となり、ひいては自分のキャリアを進展させるのに、このガイドを役立てることができるでしょう。本書で取り上げているトピックは、以下のとおりです。
- 出張の準備
- 日本式コミュニケーションの理解
- 初対面の会合-すべきこと、すべきでないこと
- 言葉の壁の克服
- 上下関係の重要性の理解-コンセンサス、根回し、礼儀
- 接待の誘いへの応じ方とその仕事上の重要性
- 日本からの訪問者のもてなし方
- 日本で仕事をする女性のための情報
- 役に立つフレーズ集
ビジネス・コミュニケーション
監修:ライトワークス、2008年(Amazon.co.jpへのリンク)
ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングの設立者、ロッシェル・カップとの共著による本書は、日本人の読者を対象として、ビジネスにおけるコミュニケーションの世界標準を分かりやすく解説しています。具体的には、明瞭さ、一貫性、礼儀、効果的な質問、フィードバック、問題解決、非言語コミュニケーション、メール、ミーティングなどのトピックを取り上げています。Amazon.co.jpで星5つのカスタマーレビューが、以下の3件投稿されています。
The History of Mitsubishi Corporation in London:1915 to Present Day
出版社:Routledge、2000年(Amazon.co.jpへのリンク)
三菱商事ロンドン支店が85年の歴史を通じて経験してきた文化的な衝突、友好関係、そして変わり行くビジネスの現状などをまとめています。
ドイツ日本研究所の2001年2月発行のニュースレター(8ページ目)に、本書の書評(PDFへのリンク)が掲載されました。
専門誌『ビジネス・ヒストリー』に掲載された書評は、こちらでご覧いただけます。
“カイシャ”の中の外国人

Outsiders
著者:馬越恵美子、パニラ・ラドリン、エドワード・シェクラー、ロッシェル・カップ、出版社:日本貿易振興会、1996年(Amazon.co.jpへのリンク)
外国人の部下を管理する立場にある日本人管理職者のための実用書です。
また、パニラ・ラドリンは、Encyclopedia of Japanese Business Management(出版社:Routledge、2001年)(Amazon.co.ukへのリンク)にも寄稿しました。
Last updated by Pernille Rudlin at .